今回は、手動、及びリモコンによる自動シートオープナーについて書いてみます。
現在リード100 JF06に乗っていますが、シャッターキーがついていないタイプですのでキーシリンダー付近にシートオープナー機能もついておりません。そのため、バイクに乗るたびにメットイン部分を鍵で毎回開閉しなければなりません。
これが非常にめんどくさい!!めんどくさい!!めんどくさい!!めんどくさい!!
そこで、手動、自動シートオープナー機能を実装してみます。ただし、自動につきましてはあくまで未定です。
自動シートオープナー機能とは?
文字で説明してもピンとこないと思いますので、どのようなものかを動画で紹介します。車体はMajestySですが、非常に参考になります。
リモートスイッチでシートの開閉をコントロールできるようにして、シートダンパーでシートを持ち上げています。
毎回バイクに乗り降りするときに鍵を差し込んでシートを開ける手間がだるくなってきていませんか?こちらの機能を実装すれば、あなたも毎回鍵を差し込む手間から解放されます。
※こちらの記事ではダンパーによるシート持ち上げは行いませんので、必要な方は別途シートダンパーを取り付けてください。(個人的にはダンパーをつけるとメットインボックスの容量が減るので、あえてつけていません。)
実装方法は?
次に手動、自動シートオープナー機能を実装する方法について説明します。
必要な材料は?
1.キーレスエントリーシステムキット(予定)
2.アクチュエーター
参照動画の方はこちらのセットを購入しています。
3.ヒューズ&ケーブル類
自作できる方ならば、DIYしてもらってもかまいません。
必要な工具は?
1.ラチェットレンチ&ソケットレンチ
私の場合、ダイソーで購入したこちらの2つを使用しました。
2.ドライバー
3.エーモンのターミナルセット
4.結束バンド
取付方法は?
シートオープン手動、自動機能の実装方法について、動画をはさみつつ、説明します。
1.ラゲッジボックスを外します。外し方の詳細はこちらを参照して下さい。
2.メットインボックス外した後、後方部に設置されているワイヤーロック部分を探します。
通常であればワイヤーロックの部分がすでに使用されていますので、新たに別途を引っ張る仕組み(結束バンドと鍵リングを使用)を拡張しました。
画像最下部のワイヤーは通常のワイヤーロックに使用するものです。それより手前の金属部に結束バンドとリングを使用してロックを開錠する仕組みを追加しています。こちらに使用したリングはサブ鍵についていた鍵リングを使用しています。
※拡張理由としましては、万が一リモートコントロールによるキー開錠が壊れてしまったとき、通常の鍵でもあけられるように故障後のメンテナンスを考慮して拡張しています。
ここからは手動と自動の場合で手順が変わりますので、2つに分けて紹介します。
手動シートオープナーの場合
上記で取り付けたリングを引っ張ることでシートが開く仕組みですので、そのリングにリング付きの針金をつけてカウルの外へ出るワイヤーをとりつけます。
取付が簡単で錆なそうなワイヤーを紹介しておきます。
注意点としましては、ワイヤーをくねくねさせて外に出そうとするとワイヤーを引っ張る際に他のパーツに干渉してしまって摩擦や衝撃がかかって壊しかねませんので、チューブを使用するか、金属部と穴が直線距離で開く仕組みを実装する事が望ましいです。
長さの調節は電気ケーブルのようにわっか状態に結束バンドで結べば長さの調節が可能です。
※ビニールのひも等で引っ張るようなことはやめてください。切れやすいですし、内部でビニールを撒き散らかすことになります。
※欠点としましては、セキュリティの観点からばれると誰でもシートをあけることができますので、わかりにくい位置にするようにすることをおススメします。そういう意味ですと、自動シートオープナーはリモートキーのみで開錠される仕組みなので安全です。
こちらの画像を載せていない理由は、セキュリティの観点からですのでご容赦下さい。
自動シートオープナーの場合
上記で紹介した動画の方法はこちらになります。メットインボックス付近あるアクセサリー電源から分岐をさせる方法になります。
こちらの記事が参考になるので、とりあえず紹介しておきます
ワイヤー部分のところはマジェスティと異なりますのでご注意ください。リモートキーが増えると鍵が重くなるので、リモートよりボタン式がいい気がする。
最後に
若干の手間はかかりますが、毎回鍵を差し込んでシートをあける作業が軽減するのでやってみる価値はあります。誰でも交換可能ですので、自分でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?