今回は、ブレーキフルードを入れるマスターシリンダーの取り外しについて書いてみます。
唐突ですが、ブレーキフルードの交換や点検をしたことがありますか?現在使用しているバイクではなかったのでやってみたところ、マスターシリンダーのネジの固着がひどくてなめてしまいました。
こうなってしまうと、フルードの点検、交換どころではないので、今回はなめたねじの取り外しについて書いてみます。状況がよくわからないと思いますので、画像を添付しますとこのような状態です。
取り外し方法は?
次にマスターシリンダーのネジが舐めた場合の取り外し方法について説明します。
必要な工具は?
1.電動ドリル
ただ、年に数回しか使わない程度の人がこちらの1万円以上する工具を購入することに躊躇すると思います。わたしならば絶対に購入しません!!
そこで、オススメしたいものは、ホームセンターでの工具レンタルです
1日だけの利用だけでしたので、300円で済みました。ただし、レンタルにはドリルのビットがついていませんので、別途購入となります。
購入したビットはこちらのDaiso5.0㎜になります。もちろん、100円です。
2.プライヤー
どれか1つあれば十分です。
必要な材料は?
ステンレス製の皿ねじ
鉄製のねじを使うと錆びて固着してしまうので、ステンレス製の皿ねじを使用します。
購入した皿ねじがアマゾンになかったのでキタコのものを載せましたが、15㎜でもいけました。
取り外し方法は?
こういったなめたビスを取り外す方法はいろいろあるのですが、最もコスパの良い皿ねじの皿を破壊して取り外す方法を紹介します。
1.なめたビスの上から、電動ドリルで皿が壊れるまでドリルをそれぞれのビスにあてていきます。画像はすべて取り除いたものですが、破壊した皿部分は真ん中のものになります。
2.皿が壊れたら、プライヤーでマスターシリンダーのフタをあけます。開けた状態が下記の画像の通りです。
3.皿部分がなくなっていますので、はまっているビスをプライヤーではさみんで取り出します。
こちらのビスも500円程度とお財布にも優しいです。
取り外し後は上記手順でステンレス製のネジを使って逆に行えば、作業完了になります。取り外した後に非常に参考になるブログを見つけましたので、紹介しておきます。
基本的にこちらの記事と同じことをしております。また、他にもなめたねじを取り外す方法を紹介している動画がありましたので、紹介します。
そして、最後に電動ドリルでもいけるネジはずしビットです。
最後に
電動ドリルを使ったことない方でも簡単に取り外し可能ですので、自分でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?