今回は、TwinBird製の掃除機:TC-5119の電源コード修理について書いてみます。
友人から電源コードが切れて使えない掃除機をもらったので早速修理を試みました。前々から自分の部屋用の掃除が欲しかったので、修理可能かチェックしてみました。
ただ、電源が入らないと内部のモーターが壊れているかもわからないので、電源コード修理しないと何も始まらないようです。
2014年製のため生産終了しているのですが、最新のモデルは以下の物です。
こちらの掃除機のスペックは以下の通りです。
- スペック
製品寸法 | 約 230 × 225 × 1050 mm 約 250 × 225 × 1050 mm( ワイパー使用時 ) |
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製品質量 | 約 2.1 kg( 製品のみ ) |
電源 | AC 100V 50 / 60 Hz |
消費電力 | 450 W |
スイッチ・表示 | 本体プッシュスイッチ:ON / OFF |
集塵容量 | 約 0.9 L |
吸込仕事率 | 100 W |
床用吸込口 | フロアータイプ( フルフラットタイプ ) |
電源コード長 | 約 4.5 m |
付属品 | すき間ノズル( 毛ブラシ付 ) すき間ノズルホルダー ワイパーシート固定板 延長パイプ 伸縮ホース 巾着袋 お試しドライシート( 3 枚 ) |
一応メーカーのサイトで電源コードの消耗品を扱っているのか確認しましたが、その対象外でした。そのため、自作で電源コードを作ります。
修理方法は?
必要なパーツは?
・フリープラグ
近くのホムセンで購入可能。ダイソーで購入可能
・O型端子
切断されたケーブルを接続しやすくするために使用します。
・圧着ペンチ
端子を圧着させるための圧着ペンチが必要になります。エーモンの圧着ペンチセットを使用しました。
ダイソーで購入可能
・延長ケーブル
もともと掃除機には3Mコードがついていたようなので、同じ長さの物をチョイス。選ぶ基準は掃除機の消費電力とコードの太さになります。15A1500W対応の延長コード対応可能です。ダイソーで購入可能
修理方法は?
修理手順について詳しく説明している動画はなかったので、パーツごとの修理動画を紹介します。
作業手順は以下の通りです。
1.外膜を剝き、切断部分の内部から2芯コードを取り出す
2.外膜を剥く
3.O型端子を圧着する
4.フリープラグをとりつけ、延長コードを電源コード代わりにする
電源コードの修理ができたのでその他の性能を確認してみたところ、何の問題もないようです。
こちらの掃除機は電源コードの根本に力がかかりやすいようで、その部分が壊れやすそうです。ハンダでの修理も考えましたが、衝撃が入って壊れそうなのでO字端子を使った修理にしました。
使用感ですが、自宅にあるMakitaのコードレスタイプの掃除機より掃除機は吸引力があっていいです。またホース付きの掃除は置き場所に困るのですが、これは縦方向におけるので置き場所を選ばないところもいいです。
デメリットとしてはモーター音がうるさい点と排気が顔の方に向かってくる点です。吸引力と騒音がわかる動画を紹介します。
ただ、3000円クラスのTwinBird商品の吸引力はおそらく弱めでしょうが、消費電力450Wクラスのこちらでこの性能ならば問題ありません。
最後に
また延長コードが古いものなので、新しいものに新調したいです。