今回は、マキタ製コードレス掃除機充電器を自作してみようと思います。
自宅にマキタ製コードレス掃除機4070Dが1台あるのですが、4070Dの充電器には以下の機能が付いておらず、非常に不便です!!
- フル充電になったら電源をオフにするカット機能
- 高速充電機能
- LEDランプ表示
自分で充電時間を管理してください!!ってことですよ?
面倒くさくて、やってられない!!
参考までに標準付属の充電器のスペックは以下の通りです。
DC7020
- 入力電圧:単相交流100V
- 入力周波数:50-60Hz
- 入力容量:12VA
- 出力電圧:直流7.2V
- 出力電流:直流0.3A
- 充電時間 6~10時間
標準容量のバッテリーを充電するのに6時間以上を要するので、バッテリー容量を大幅アップさせた我が家のコードレス掃除機には耐えられません!!
そこで今回はオフカット機能、高速充電機能付きの充電器を自作しようと思います。
準備するもの
・ニッケル水素バッテリー用充電器
RC用のバッテリーです
- 入力電圧:単相交流100-240V
- 入力周波数:50-60Hz
- 入力容量:0.6A
- 出力電圧:直流2.4~9.6V
- 出力電流:直流1.5A
- 充電時間 1.2~2時間
上記のものを使用しました。ただ、価格面ではやや高いので下の物も紹介しておきます
- 入力電圧:単相交流100-240V
- 入力周波数:50-60Hz
- 入力容量:12A
- 出力電圧:直流2.4~9.6V
- 出力電流:MAX直流1.0A
- 充電時間 2~3.3時間
- 入力電圧:単相交流100-240V
- 入力周波数:50-60Hz
- 入力容量:12A
- 出力電圧:直流2.4~9.6V
- 出力電流:MAX直流2.0A
- 充電時間 1~1.2時間
AMAZONにも売っていたのですが、純正の充電器と値段が変わらないので半値で購入できるこちらのリンク先を紹介します。
対応プラグに色々種類がありますが、日本は米国プラグと互換性がありますので必ずそちらを選んでください。
また配送をデフォルトではなく、国際小包にするとお安くできます。
・DCプラグ
付属の充電器が壊れていたので、急速充電器対応用の充電器を使用するためにこちらの変換プラグを使用します。
・テスタ
プラスマイナスの極を判断するのに使用します。
交換作業
※私の場合、壊れたDC7020の充電器があったので、そちらからケーブル+プラグをいただきました。
I.壊れたDC7020がある場合
1.RC充電器のプラグ切断
RC充電器側のプラグタイプがあっていないので、プラグ部分のケーブルを切断します。
2.DC7020充電器側の外膜はぎ&ギボシ端子圧着
DC7020充電器側のケーブルからある程度ケーブルの長さをキープした状態でケーブルを切断し、外膜をはいでギボシ端子で圧着します。
3.プラグ側の外膜はぎ&ギボシ端子圧着
今後も交換用バッテリーを使うかもしれませんので、メンテナンスしやすいようにギボシ端子をつけて、バッテリーとケーブルを接続させます。
4.極性チェック
充電器側とプラグ側の極性を合わせないと問題が発生しますので、テスターを使ってプラス、マイナスを合わせます。
詳しくは充電器に記載されている極性部分を確認してください。外側がマイナス、内側がプラスになっています。
5.自己融着テープで絶縁
ギボシ端子が外れてショートを起こしては大変なので、スリーブの上から自己融着テープでぐるぐる巻いて絶縁します。
私の方では動画を撮り忘れたので、参考動画を紹介します。
II.DC7020がない場合
1.充電器のプラグ切断
RC充電器側のプラグタイプがあっていないので、プラグ部分のケーブルを切断します。
2.充電器側の外膜はぎ&プラグの半田付け
プラグを半田できるようにのケーブルから外膜をはいで、はんだ付けします。
最後に
過充電になってバッテリーが壊れてしまうかどうかを心配しながら長時間充電を管理する業務から解放されました!
満充電検知機能付きなので、勝手に充電をオフにしてくれます。
もちろん、急速充電機能付きですので、1時間以内に充電も終わります。古いマキタのコードレス掃除機を使われている方は是非自作をおススメします。