今回は、電動キックボードのブレーキキャリパー調整について書いてみます。
今回はブレーキキャリパー調整を試みてみました。
こちらの商品はどうやら初期状態からブレーキキャリパーとブレーキディスクが干渉しているようで、シャリシャリ言ってブレーキキャリパー側のマットを削ってしまっているようです。
参考までに干渉を起こしている動画を紹介します。
これはブレーキをかけていない状態でもブレーキをかけてしまっている状態になりますので、ブレーキキャリパーの位置を調整していきたいと思います。
※ディスクローダーがゆがんでいる場合を除き、ハンマーでいきなり叩かないでください。
必要な工具は?
1.ワッシャー
パーツ同士の干渉避けるための最終手段用になります。
2.六角棒レンチ
100均で購入したものを私は使用しました。自転車ベースで作成されたためか、六角穴ボルトが多用されています。
3.プライヤー
100均で購入したものを私は使用しました。固着ボルトを回す際に使用しました。
4.ラチェットレンチ
調整方法は?
こちらの電動キックボードはブレーキキャリパー自体を本体に直接ねじで固定する作りになっているので、ブレーキキャリパー側で調整する方法とブレーキディスク側を調整する方法を紹介していきたいと思います。
ブレーキキャリパーのボルト調整
調整するにあたって、こちらの動画を紹介します。
調整は中央の六角穴をしめたり、緩めたりすることでキャリパーのブレーキを調整します。ブレーキディスクと干渉している人はこちらの六角穴を緩めることで、ブレーキディスクとの干渉を避けることができます。
ブレーキディスク調整
上記の調整をしても相変わらずブレーキディスクに干渉してしまっている場合用です。こうなってしまうと、ブレーキディスク側で位置をずらすように調整するしかありません。
こうなってしまうと、後輪を外してからタイヤに固定されているブレーキディスクを外す手順が必要になります。ボルトを緩める際、プライヤーで固定しつつ、レンチを使用して緩めていきます。
タイヤを外す手順はこちらの動画を参照してください。
タイヤが外れたらブレーキディスクがタイヤに六角穴ボルトで固定されていますので、固定ボルトの間にワッシャーを入れて、ブレーキキャリパーと干渉しないように幅を調整します。
間に挟むワッシャーの数は歪み次第なので、各自調整してください。
ブレーキディスクが粗悪品で反り返ってしまっており、上記の2つの方法を使用しても解消しない場合には新しいブレーキディスクを購入しなおすことも一つの方法です。
最後に
非常に面倒くさい調整にはなりますが、走る際のスピードに影響してきますので見直してみてはいかがでしょうか?