今回は、電動キックボードのストップランプの取付けについて書いてみます。
前回までは内部パーツの配置、外装について記事を書いていましたが、今回はブレーキランプの取付けを試みてみました。
初期状態では公道走行仕様になっていませんので、別途準備する必要があります。中でも一番めんどくさいであろうブレーキランプの取り付けを今回行ってみます。
必要な工具は?
1.ブレーキランプ
一つで、ウィンカー、ストップランプ、尾灯、番号灯、ナンバープレートステー機能の5つを装備しているので場所をとらずに設置で非常に便利です。もし透明なものを購入してしまった場合、中にフィルターを入れるなり、赤マジックでぬればOKです。
以下の接続で正常動作を確認しました。(Amazonレビューコメントより)
右ウインカー:白空、
左ウインカー:黄色、
ブレーキランプ&ナンバー灯:赤、
制動灯&ナンバー灯:緑、
アース:黒
ただし、以下の点を注意する必要があります。
1.リアウィンカーの左右の間隔が5㎝程度で保安基準を満たしておりませんので、別途設置が必要になります。
2.防水加工が不十分ですので、水が入らないように穴埋め、テープ巻きが必要になります。
2.コントローラー
Amazonに該当商品がなかったので、メルカリ上で販売されているこちらのアイテムを紹介します。一点限りなので、売り切れていたら別のところで探してみてください。
3.DCDCコンバーター
ブレーキランプ用端子から出力される電圧が50V近くになるので、12V用ストップランプに対応させるためには電圧を降圧させる必要があります。
4.2極カプラー
コントローラーユニットと接続する際に必要になります。
設置方法は?
ブレーキランプを取り付ける手順について解説します。
1.ブレーキランプの設置場所決め
どこに設置するのかを最初に決めます。私の場合にはモーターを覆う金具の上に設置しました。購入状態のままではボルトを止める穴が金具上にはありませんので、別途金具を止めるための穴をドリルで作成する必要があります。
2.ブレーキランプの接続ケーブルの延長
ブレーキランプから伸びているケーブルは短いので、バッテリーまで届きません。そのため、延長させる必要があります。購入時からギボシ端子が使用されていますので、ギボシ端子(メス)と延長ケーブルを使って延長させます。
ギボシ端子のかしめ方を含めた動画を紹介します。
3.DCDCコンバーター
コントローラーユニットから出力される電圧は50V近いので、コンバーターを挟んで12Vまで降圧させる必要があります。
まず、DCDCコンバーターにプラス、マイナスの配線をそれぞれ4か所差し込んで、はんだ付けを行います。先にハンダ付けを完了させておくことで、この後のプラスティック容器にいれやすくするためです。
※動画内では細いスケアの配線を使用していますが、大容量の電流が流れる場合には太い配線を使用してください。
ユニット側の電源出力部分に合わせるために、ユニット側のケーブルには2極カプラー(110型)を取り付ける配線を考えます。取付方法の手順を紹介します。
最後に
非常に面倒くさい調整にはなりますが、走る際のスピードに影響してきますので見直してみてはいかがでしょうか?