今回は、散水用のホースリールの修理について書いてみます。
庭の植物に散水する目的で使用していたホースリールですが、ホースリールとホースの接続口から水漏れが発生しました。いつ購入したのかすら覚えていないので、おそらく10年以上前でしょう。
原因を探ってみたところ、ホースとホースリールを固定するプラスティックが劣化して割れていたことが原因のようです。これを受けて、ホースリールの修理を始めてみました。
まず、交換パーツが出ているかを確認するべく、メーカー名を調べたところ、「Richell」とわかりました。うーん、Googleにすら出てこない・・・故障個所の互換パーツが他のメーカーで出ていないかTakagiを調べたところ、ありません。
どこにも互換パーツが売っていないならば自分で作ればいいじゃないかと思い、作成することを決断します。
※ちなみにホースリールは高くないので、2000円あれば新しい物が買えるでしょう。
修理方法は?
必要な工具は?
・原型パーツ
複製したいパーツを選びます。
・レジン液
100均で売っているもので十分です。サブパーツ作成もしたので、3つ購入

修理方法は?
修理手順について詳しく説明している動画がありましたので、紹介します。
動画ではプラモデルパーツの複製を扱っていますが、それをホースリールのプラスティックに変えるだけです。ネジ穴加工されているので、外す時にはネジを外すように反時計回りにしてはずします。
耐久性がどれくらいあるのかわかりませんが、代用できました。
最後に
修理が面倒くさいならば新しいものを購入してもいいですが、お湯プラとレジンの性能を知りたく、今回はこちらの修理を行ってみました。これは別のプラスティック破損対応にも使える技術だと思います。次回は3Dプリンタでパーツ作成できるように模索してみます。